上泉伊勢守顕彰会

2006(平成18)年度活動報告

1 上泉伊勢守の八木節を創作、披露

 上泉町の八木節愛好団体「上泉町睦会」は8月、同町自治会館で開かれた納涼祭で上泉伊勢守の八木節を披露しました。同会の閑野房次さんが作詞したもので、5月から練習を始め、この日の発表にこぎつけました。

 同会はこの後10月に、上泉伊勢守縁の地、高崎・箕郷町で行われた「キツネの嫁入り」にゲスト出演。雨の中、元気な八木節を披露して、喝采を浴びました。

2 バスで県内縁の城巡り

 9月2日、会員と一般の歴史愛好者ら約50人で、上泉伊勢守縁の城廻りバスツアーを行いました。訪れたのは前橋市の上泉城跡、大胡城跡、渋川市の白井城跡、高崎市の箕輪城跡の4カ所。

 大胡城跡へ行く途中、大胡城にあった鯱を見学させていただきました。白井城跡では白井城観光案内人組合会長が丁寧な案内をしてくれました。また、箕輪城跡では高崎市教委の方が専門的な立場から詳しい解説をしてくれました。

  箕輪城跡の近くでは塚原卜伝が立ち寄ったとされる「卜神」という地名が残る場所を訪れ、諏訪神社を見学しました。

3 上泉伊勢守の城跡に案内板設置

 上泉町自治会は2月26日、上泉城跡の本丸跡地に上泉城の案内板(縦80㌢、横130㌢)を設置しました。費用の11万円は地元住民が寄付しました。現在の街並みにあわせた城郭の地図と上泉伊勢守の解説などが書かれています。

4 上泉伊勢守講演会

 奈良・柳生の里にある柳生家菩提寺、芳徳禅寺の橋本紹尚住職を講師に招き3月3日、前橋・総合福祉会館で上泉伊勢守講演会を開催しました。演題は「上泉伊勢守と柳生」。約350人が講師の話に耳を傾けました。

 講演に先駆けて行われたアトラクションでは上泉町睦会が「上泉伊勢守八木節」を、岳心流愛吟会の岩崎優心さんら3人が新作詩吟「剣聖 上泉伊勢守」を披露し、大きな拍手を集めました。


詩吟

上泉伊勢守八木節

実演

会場

▲TOP